2020年1月17日 (金)

正確な痛みの評価

痛みに悩む患者さんが当院には大勢来院されています。

治療の前後などに、痛みがどのぐらい変化したかを調べたいのですが、痛みの強弱を測る機械は残念ながらありません。
病院などでは10段階評価で痛みの強さを教えて貰うことが多いのですが、好きな数字を選んだり、嫌いな数値は外したりで
不正確、曖昧になってしまう欠点が有り、私はこれがとても気になっていました。

そうそう、痛み度合いをお聞きしたときに、しばらく考え込んでしまう方も多いんですよねえ。

そこで医療者向けのネットショップで痛みの程度を示して貰う道具(痛みの度合いを指さして貰う)を探したのですが
そのほとんどに目盛りと数字が付いているので、やはり数字の好き嫌いで選んでしまい、それではこれまでと変わらない。

しかし、ようやく見つけました!

目盛りや数字がなく、フェイスマーク(顔のイラスト)だけが付いている道具です。
直感的にボタンを左右に動かして、痛みの度合いを伝えることが出来ます。

ところでなぜ、このようなフェイスマークのみの道具が無いか、おわかりでしょうか?

カルテに記録が出来ないからです。
しかし、購入した商品は裏にひっくり返すと数字が付いていて、患者さんが感じる痛みの度合いを後から数値化出来るのです。

患者さんにとっても自分の感じる痛みを正確に伝えられますし、
治療者側も効果の有る施術方法かどうかがわかるので、
ひろ鍼灸院にとっても大きなメリットです。
今後、大いに役に立ってくれそうです。
いい買い物が出来ました。

2019年12月24日 (火)

またも線維筋痛症

アナウンサーの八木亜希子さんが線維筋痛症というニュースが飛び込んできました。レディガガの時も驚きましたが、また女子アナですか・・・。

どうしても、自殺という最悪の結末を迎えた、あの女子アナが思い浮かんでしまいます。

記事には、線維筋痛症について「確実に効果の有る治療法が無く」とあり、どうしても悲観的になってしまいますが、「薬だけ」「鍼だけ」といったひとつの療法だけで対処しようとすると上手くいかないです。

肝心なのは複数のアプローチをとることです。ひろ鍼灸院では、県内のあちこちからおいでになる線維筋痛症、慢性疼痛症の患者さんには、体内のの鎮痛機能を賦活させる「鍼」のみならず、「認知行動療法」「マインドフルネス」「電気刺激治療」などをフルに駆使して現在、きちんと対処しております。どうか諦めないでください。痛みに苦しむ自分に落ち込む必要は全くありません。

2019年12月 8日 (日)

ノジェ博士の耳鍼の本

実は鍼灸学校時代から耳鍼に興味を持っており、その翻訳本があることを知ったのが数年前。

期待一杯で読んでみたのですが、これがほんとわからない。

わからない本には込み入りすぎてわからない物と、シンプルすぎてわからない物とがあるのですが、これはどちらかというと後者の方。

しばらくしてなんと処分してしまいました。

それでもやはり耳鍼が忘れられず、先月、半日の耳鍼セミナーを受けました。
改めてあの処分した本を買い直して、読みなおしてみると、今度はわかる! 理解できる!
当然、治療に取り込むことも出来るようになりました。

来年、鍼灸師仲間と本格的なセミナーを受講する予定です。
これで線維筋痛症などの疼痛症候群やパーキンソン病を始めとする脳・神経疾患に対する治療の幅が広がります。
患者さんのために頑張ります。

 

 

2019年11月20日 (水)

脳にアプローチする鍼

もう何年も前から、脳にアプローチする術はないものかと考えていました。

というのも画像診断の進歩で、うつや腰痛、慢性痛の患者さんの脳が変化していることがわかってきたからです。

そういえばパーキンソンや認知症もそうですね。

頭に鍼を・・・といっても頭蓋骨があって脳には刺せないし、どうしたものかと考えていました。

しかし、最近になってようやく頭、というか正確には頭皮に鍼を刺す流派があるのを知りました。

さらに、耳鍼があるのを思い出しました。

たまたま先週の日曜日に耳鍼の講習会があったので、受講してみたのですがこれは、いけそうです。

今後も勉強を続けていこうと思います。

 

2019年11月 6日 (水)

膝痛あるある

先日の患者さんの治療・・・。

 

膝、膝の周りが痛い。(あるある1)
病院で「変形性膝関節症」と診断された。
水は溜まっていない。
ヒアルロン酸注射を数ヶ月続けているが、全く効果が無い。

 

で、本人が訴える膝周りのツボに鍼を数本してみました。
しばらくそのままにしてから抜鍼して歩いて貰うと、まるで効果なし(あるある2)。

 

ここで患者さんがふとあることを口にしてくれました。
「歩くときに足を引きずるような感じなんです。足が重くて前に出ない」
治療を始めてしばらくしてから貴重な情報を頂く(あるある3)

 

改めて、膝から離れたポイントを押さえるといつも感じる痛みが発生。
そこに鍼の付いたシールを貼っただけで、軽快に歩けるようになって
患者さんビックリ(あるある4)

 

これから寒くなると、膝の痛みもきつくなってきますので
早めの受診をお勧め致します。
お大事にどうぞ。

 

2019年10月29日 (火)

低周波治療のピリピリが嫌い

大型電気店によく置いてある低周波治療器。
パッドを貼ってわずかな電気を流してマッサージ効果を狙った物です。

初めて試したとき、私はすぐに外してしまいました。
ピリピリ感で筋肉の凝りなんてとれそうにないと思ったからです。

そう感じる人は少なくないようで、芸人がTV番組の罰ゲームで使うこともありました。

ところがパッドを使わず、刺した鍼に電気を流すとそのピリピリ感はありません。
皮膚表面に電気を流していないからです。
ましてや最新の機器だと微妙な電流の調整が出来るので、なおさら刺激感がありません。
お勧めです。

 

2019年10月19日 (土)

疲労回復での来院

特に悪いところは無いのに、毎週1回欠かさず来院される患者さんがおられます。
そのお友達の方も来院されるのですが、これまでは腰が痛い、肩が痛いというときだけだったのが、
その方のアドバイスを聞いて2週間に1回ですが、メンテナンスで定期的に通われるようになりました。

どこの痛みでも数日経って自然になくならなければ、早めに施術を受けるべきです。
放っておくと、痛みは強くなるわ、範囲が広がるのです。
例えば腰痛から、膝痛につながります。
痛みが続くと、TV「ガッテン」でも取り上げられたように、脳が過敏になってしまいます。

そしてはっきりしない症状「調子が悪い」「体が重い」を放っておくと
事故や怪我につながるかも知れません。
調子が悪いとき、体が重だるいときは、本人は気がついていないのですが
体の動きが悪くなっていることが多いのです。
そのため普段と同じ動作でも、体への負担が増してしまうのです。
特に中年以降の方は要注意。
「なんとなく体が重い」「どこかが悪いわけではないけど、疲れている」場合は
早めに施術を受けることをお勧め致します。

2019年10月11日 (金)

高齢者の腰曲がり

年を取ると、自然に腰が曲がっていくのは当たり前、
そう思っていませんか?

そう思って何もしないでいると

まず身長が数センチ低くなり、
他人からも腰が曲がってきたと指摘されるようになり、
胃が圧迫され「胃食道逆流症」を発症します。
いつも曲がっているため、腰が痛み始めることも多くなります。
そして杖をついて歩くように。
さらに腰が曲がってくると、前方転倒する可能性が高まります。
転んだときに怖いのが、骨折。
場合によっては歩けなくなり、寝たきりとなり
筋力は一気に低下、認知症の危険性がぐっと高まります。

ひろ鍼灸院では高齢者の腰曲がりに積極的に対処しておりますので
どうにかしなければと思っている方、ぜひ一度ご相談下さい。

2019年9月30日 (月)

骨粗鬆症予防の運動

カルシウムをしっかりとって、外に出て日光を浴びながら散歩も毎日しているのに、簡単に骨折してしまった・・・。なぜでしょうか?

それは運動の種類が問題だった可能性があります。散歩は骨への衝撃が足りない可能性があるのです。

骨を作るには、しっかり衝撃を与えてある意味、骨を壊さなければならないのです。それにより修復し、骨量が増加します。

ですから、骨への衝撃が少ない散歩や水泳、自転車こぎは骨量を増やす効果はあまり望めません。

ジョギングや踏み台昇降、縄跳びがお勧めです。若い人ならエアロビクスも。筋トレやヨガも体重が乗るので効果が有ります。

骨粗鬆症は年を取れば男性でもリスクが高くなりますので、みなさんにこの知識をぜひ頭の隅に置いておいて頂きたいと思います。

 

 

 

2019年9月 7日 (土)

1日1万歩運動?

医学の常識は日進月歩でどんどん変わります。技術が進化して計測機械が正確になったり、また社会の必要性が高まり、政府などから予算が下り、大規模調査が可能になったりするためです。

で、ちょっと前には「人と話が出来るぐらいのゆったりとした速さで」「目標1日1万歩」などと言われたものですが、これが体力向上にはつながらないことがわかってきました。

実は、少しきついぐらいの負荷をかけることが必須なのです。そこで、今は「ややきついぐらいの早歩き」が奨められています。

興味深いのは、長ければ長いほど良い、という理屈が当てはまらないこと。週合計50分以上は、効果が頭打ちになるからです。

運動も科学の時代です。正しい運動で、確実に体力を付けていきましょう。

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